2021年4月15日発行
第1章 日本人のこころの状態 12歳以上の約48%が、悩みやストレスをかかえる
第2章 精神の病気は、こんなにある うつ病の診断基準「気分の落ち込みが2週間以上」
第3章 精神の病気の、代表的な治療方法 患者の思考と事実を比較して、考え方の癖を変える
・うつ病 無責任ながんばれは禁句だが、「いっしょにがんばっていこう」は適切な接し方
・不安障害・強迫性障害 不安や強迫観念の対象に段階的にふれていく認知行動療法と薬剤が治療に効果があるとされている。
・PTSDは30%が完全に回復する、40%に軽度の症状が残る、20%に中等度の症状が残る、10%が改善に乏しいというデータがある。
・統合失調症の治療にはドーパミンを抑制する働きをもつ抗精神病薬が不可欠
・パーソナリティ障害は治療によって症状の改善が期待できる
・パラフィリア障害群(性的な行動や性の対象に異常がみられる) 治療法の記載がなかったが、なぜかしら?
・生活技能訓練法(SST)は対人関係の中で「状況を的確に把握する」「どのように対処すればよいかの判断をくだす」「くだした判断にもとづいて相手に効果的にはたらきかける」という3つの内容を訓練する
それ以外にもたくさん紹介されていたが、割愛。