今度こそ読み通せる名著 アランの「幸福論」 アラン 笹根由恵訳

2016年12月31日第1刷発行

 

帯封「原典を大切にし、読みやすさを追求しました。 自分で作り出した幸せは、あなたを裏切らない。。雨の日は、どうぞいい顔を!」「幸せに生きるための知恵 ・悪い運命はない。自分の仕事をきちんとしよう ・幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ ・今のことだけ考えよう。苦しみはやがて和らいでいく ・自分の気分に無関心になること ・自分を愛する人のために、自分が幸せになる」

 

・名馬ブケファロス 本当の原因を探す 「ピンを探すのです」 1922年12月8日(1)

・刺激と怒り 体じゅうの力を抜いて得られるもの 「体の動かし方を教えるといいでしょう」 1912年12月5日(2)

・神経衰弱 気分の浮き沈みはすべて体調次第 1908年2月22日(4)

・恐れは病気 恐怖心は病気を引き起こす 「健康のふりをするべきでしょう」1922年3月5日(7)

・気で病む男 不機嫌にはほほえみを 1923年9月11日(10)

・医学 医者のおまじないとは 「まず何よりも、できる限り満ち足りた気持ちでいることが必要です」1922年3月23日(11)

・ほほえみ 無理にでもほほえむことは、不安やいらだちに効果的 「私たちの体のなかで、自分でコントロールできる唯一の部分が運動を伝える筋肉だから」1923年4月20日(12)

・心のしぐさ 幸せを演じることで悲劇から救われる 1922年2月16日(16)

・トレーニング 体を動かすと気分も変わる 1922年3月16日(17)

・不機嫌 不機嫌ではなく楽しい気分でいることで望みは叶う 1921年12月21日(20)

・運命 悪い運命はない。自分の仕事をきちんとしよう 1922年12月12日(22)

・私たちの未来 予言とは?未来は変えられる 1911年8月28日(24)

・欲すること 目の前を見て、まず行動しよう 1909年5月5日(27)

・人は皆、自らが求めるものを手にする 自ら求めない人には、何も与えられない 1924年9月21日(28)

・近くにいる人の情念 おだやかな人づきあいが生まれるところ 1910年12月27日(32)

・家庭の平和 意志の力で守るもの 「人は、あまり関心のない人には礼儀正しく振る舞い、大切に思う人には期限がよくても悪くても、それをそのまま見せるものです」1913年10月14日(35)

・行動すること 人は自らが作り出す運命を好む 1911年4月3日(42)

ディオゲネス 苦しみの末に手にできる報酬 1922年11月24日(44)

アリストテレス 物事は楽しんで取り組むから上達する 1924年9月15日(47)

・仕事 とにかく取りかかろう 「興奮はつねに今存在するもので、計画は未来に存在する」1922年11月26日(50)

・遠くを見る 目の緊張がほぐれると、思考は羽ばたき、健康になる 1911年5月15日(51)

・旅 景色の豊かさは細部にある。じっくり味わおう 「わたしが好きな旅は、一度に1メートルか2メートルしか進まないような旅です」1906年8月29日(52)

・短刀の舞 今のことだけ考えよう。苦しみはやがて和らいでいく 1908年4月17日(53)

・愚痴 愚痴は伝染する 「喜びは若いので、権威がありません。悲しみは王座にあり、いつもあまりにあがめられています。だから、悲しみに抵抗しなければなりません」1912年1月4にt(55)

・憐れみについて 憐れみよりも希望を 「悲しみはけっして崇高なものでも、美しいものでも、役立つものでもない」「喜びこそ、人間の真の宝」1909年10月5日(58)

・慰め 悲しみを癒すためには 1910年11月26日(60)

・自ら災いに飛び込む人 自分を癒すことに集中すること 1911年12月31日(62)

エピクテトス 恐怖から解放されるためには 「間違った思い込みを追い払え。そうすれば、不幸も追い払える」1910年12月10日(65)

ストア哲学 幸せになるためには、自分の気分に無関心になること 1913年8月31日(66)

・楽観主義 信頼と希望が作り出すもの 「未来には、自然にできる未来と自ら作る未来があります」「希望は、意志の力によってのみ支えられます」1913年1月28日(68)

・忍耐 目を開き、楽しもう 1910年12月11日(70)

・親切心 相手を信頼し親切にすると、相手も応えてくれる 1922年4月8日(71)

・悪口 悪口には理解すべき意味などない 「思わず口について出たような言葉なんて、笑い飛ばせるようにならなくてはいけません」1913年11月17日(72)

・上機嫌 他人にも自分にも親切になろう 1909年10月10日(73)

・ある健康法 嫌なことがあっても上機嫌に振る舞おう 1911年9月24日(74)

・友情 幸せだから笑うのではない。笑うから幸せなのだ 1907年12月27日(77)

・新年おめでとう 上機嫌の種をまき、花を咲かせよう 1910年1月2日(80)

・礼儀正しさ 人を不安にさせるようでは、礼儀作法とは言えない 「無駄のない動きをする人ほど、剣の腕が立つと言える」1922年1月6日(82)

・生き方のコツ 幸せになるために、気品を備える 「礼儀正しい人は思いがけない結果にならないよう、事を運ぶし、非常に正確に、的確に行動します」1911年3月21日(83)

・喜ばせること 笑顔で、礼儀正しく、他人を喜ばせよう 「イライラしないように。人生のこの瞬間を台なしにしないようにしましょう」1911年3月8日(84)

・健康を維持する秘訣 死を恐れず、楽しく過ごす 1921年9月28日(86)

・勝利 幸せは、見返りを求めない人にやってくる 1911年3月18日(87)

・幸せは徳である 内なる幸せはしっかりと根づき、手放せない 1922年11月6日(89)

・幸せは気前がいい 自分を愛する人のために、自分が幸せになる 1923年4月10日(90)

・幸せになる方法 自分の不幸について語らないこと 「小さな苦悩は、口にさえしなければ、いつまでも考えずにすむのです」1910年9月8日(91)

・幸せになる義務 幸せは作り出すもの 1923年3月16日(92)

・誓わなければならない 意志の力で幸せになろう 「悲観主義は気分によるものです。それに対し、楽観主義は意志の力によるものです」1923年9月29日(93)