人を追いつめる話し方 心をラクにする話し方 ひきたよしあき

2022年2月21日第1版第1刷発行

 

帯封「言葉のプロが500人以上の声を集めてつくった一冊 あなたの一言で部下が伸びる!見直すべき『声のかけ方』30のシーン 著者累計21万部 弱っている部下にあえて『大丈夫?』と聞かない 部下のミスは『責める』より『自分の失敗談』を いい行動は『その場』で『短く』褒める・・・etc.」「大きなミスをして落ち込んでいる部下を立ち直らせる言葉 なかなか自分の殻を破れない部下を目覚めさせる言葉 心の不調を感じ始めている部下を休ませる言葉 ついてきてくれる部下の心を一瞬で冷めさせる言葉 部下を叱るときに、よかれと思って使ってしまう言葉 デジタル化による働き方の変化、それぞれの世代が背負ってきた価値観の違い、そして動画、写真、スタンプ、絵文字などによる言葉の進化。こうしたなかで、人はどんな言葉にラクになり、心を癒され、前向きな気持ちになれるのか。逆に、どんな言葉に心が凍りつき、足がすくみ、気力を失うのか。『太陽上司』『北風上司』という対照的なふたりのキャラクターを通じて語っていきます。」

表紙裏「部下を持ち上司となったあなた 部下のあなた そして、人の言葉にいつも気持ちが揺れ動くあなたへ」

 

目次

はじめに

第1章 北風上司と太陽上司に学ぶ「人を追いつめる話し方」「心をラクにする話し方」

    ―あるイベント会社の30日

    物語のはじめに

    社内の景色1 北風か、太陽か。

・プレッシャーに押し潰されそうな部下の心を軽くする言葉

・なかなか自分の殻を破れない部下を目覚めさせる言葉

・大きなミスをして落ち込んでいる部下を立ち直らせる言葉

・チャレンジしようとする部下の芽を潰す言葉

・部下に、『上司にはしごを外された』と感じさせる言葉

    社内の景色2 積極的か、消極的か。

・家庭の事情に悩む部下を勇気づける言葉

・感情を抑えるのが苦手な部下に怒りをコントロールさせる言葉

・『その仕事、やる意味あるんですか?』と言う部下を諭す言葉

・仕事に私情を挟んで、部下を混乱させる自分勝手な言葉

・育休明けでやる気に満ちている部下の気持ちを削ぐ言葉

    社内の景色3 おだてて使うか、叩いて使うか。

・人の『いい行動』を見たときに効果的に褒める言葉

・病気で弱っている部下を本当に思いやる言葉

・心の不調を感じ始めている部下を休ませる言葉

・ついてきてくれる部下の心を一瞬で冷めさせる言葉

・部下の手柄をかすめ取る卑怯な言葉

    社内の景色4 守るか、攻めるか。

     ・『木を見て森を見ず』な部下の、視野を広げさせる言葉

     ・人間関係に悩む部下の気持ちをラクにさせる言葉

     ・天職してきた人にポジティブな第一印象を与える言葉

     ・部下にマウントを取って自分の力を誇示する言葉

     ・『自分も蔭口を言われているのかも』と、部下を疑心暗鬼にさせる言葉

    社内の光景5 合意か、決裂か。

・予防線を張りがちな部下の意識を変える言葉

・テストの点数が伸び悩む子どもを伸ばす言葉

・人と比べて自分を見失いそうになっている部下を励ます言葉

     ・ミスをした部下を切り捨てて追いつめる言葉

     ・忙しいパートナーをどっと疲れさせる言葉

     ・余裕がなくなっている部下を落ち着かせる言葉

     ・仕事が集中してがんばっている一を前向きにさせる言葉

     ・太陽上司はいかにして『太陽上司』になったのか

     ・部下を叱るときに、よかれと思って使ってしまう言葉

     ・北風上司の『言葉を越えた信念』

    社内の景色 終章 粒ぞろいか、粒違いか。

第2章 相手によって受け取り方が変わる6つの言葉

    日本語で一番使い方の難しい言葉「がんばれ」

    「とりあえず」の使い方で、チームのムードが一変する

    「すみません」を減らして、言葉を選択できる一になる

    疲れていないのに、『お疲れさま?』

    『大したことない』って、決めつけないで

    口癖になっている「なるほど」

 

さーと読める本。目次で大体内容は推測できるが、予想通りの本でした。