「睡眠第一」ですべてうまくいく 成田奈緒子

2015年3月22日第1刷発行

 

表紙裏「正しい睡眠リズムで脳も体も超元気に ・『睡眠7時間』は死守 ・『早寝・早起き・朝ご飯』が体内時計を作る ・しっかり寝ないと体の老化が加速 ・睡眠の乱れは女性ホルモンの乱れに直結 ・寝ない人は自己肯定感が低い ・睡眠不足が『自己モニター力』を落とす ・朝起きたら元気に活動、夜はリラックス ・仕事で帰りが遅いときは? ・昼寝は応急処置、休日の寝だめはNG ・子どもは午後8時に寝かす ・夫の遅い帰宅を待たずに寝てもいい ・不眠症はどうして起こる? ・朝しっかり目を覚ます方法…ほか」

 

目次

はじめに

第1章 寝ないと死にます!

第2章 しっかり寝ると気持ちがポジティブに

第3章 寝ることで仕事も勉強も効率アップ

第4章 「7時間睡眠死守」は時短につながる

第5章 どうしても帰宅時間が遅いときには

第6章 夜8時に寝かせるだけで子どもは育つ

第7章 寝ていない母親が家庭を壊す

第8章 主婦がキッチンを独占しない

第9章 睡眠の質をよくしよう

第10章 朝早く起きることから始めよう

あとがき

 

・日本人は世界で一番寝ていない。世界の平均睡眠時間は男性がおよそ7時間27分、女性が7時間29分。日本人は男性が6時間12分、女性が6時間5分。ルーマニアは男性が8時間2分、女性が7時間43分、スペインは男性が8時間1分、女性が7時間49分。イギリスは男性が7時間24分、女性が7時間22分なので平均に近い。アメリカは男性が7時間10分、女性が7時間5分なので平均より少し短め。

・成長ホルモンは夜11時から午前2時頃がピークだから、この時に熟睡していない人は成長ホルモンの分泌量が減ってしまう。そうすると体はどんどん古びてしまう。癌になりやすいとも言われている。睡眠時間が短いと太る。睡眠時間が9時間未満の子供は中学1年になるまでに肥満リスクが1.59倍になった。成長ホルモンの量が減ったことが主な原因と考えられている。逆に早め早起きにすればスムーズに体重は落ちる。

・朝、太陽の光をしっかり浴びてセロトニンを大量に分泌することで、心を安定させることができる。セロトニンは「大丈夫、大丈夫」と安心させ、精神を安定させる大切な役割をしている。不安障害はセロトニンの不足によって引き起こされていると考えられている。朝の早起きと散歩は心を持ち直すことが出来、最高の健康法。

 

知っていることを要領力コンパクトにまとめてくれている。後は実践あるのみです。