「論評は自由なれど、事実は神聖なり」という57年半にわたって編集長をつとめたスコットの言葉は、いまなお「ガーディアン」の活動を支える原理原則である(168p)
ロシアの情報機関もロシア国民に対してNSAと同じ広範な監視を行っていた(245p)
新たなキーワードは「サイバー主権」(271p)
ラスブリッジャーはどこへ行くときも、粉砕されたコンピューターの破片を内ポケットに忍ばせて歩いた(305p)
「ガーディアン」のラップトップPCの破壊に関するニュースは、ドイツ全土で第1面を飾っている(314p)
いずれも衝撃的な事実ばかりだ。日本の監視社会化は、どこまで進んでいるのか、誰にも分からない。それが問題だ。