言葉にできるは武器になる。梅田悟司

樹木にとって最も大切なものは何かと問うたら、それは果実だと誰もが答えるだろう。
しかし実際には「種」なのだ。フリードリヒ・ニーチェ1844〜1900哲学者

「言葉は思考の上澄みに過ぎない」(5p)

「思考の深化なくして、言葉だけを成長させることはできない」(6p)


1 言葉には2つの種類がある「外に向かう言葉」と「内なる言葉」
2 内なる言葉の解像度を上げる
  ①アウトプット②「なぜ?」「それで?」「本当に?」を繰り返す③同じ仲間を分類する④足りない箇所に気づき、埋める⑤時間を置いてきちんと寝かせる⑥真逆を考える⑦違う人の視点から考える
3 俊逸な譬え、リズムを大事にする、ギャップ、言い切る(考え抜かれた言葉は人々を導く旗になる)
  みんなに伝えようとすると、誰にも伝わらない。一人に伝わればいい。
  常套句を排除する(自分の言葉を豊かにする)
  一文字でも減らす
  躍動感のある、実体験に基づく動詞を増やす。
 「○○って、△△だ。」で新しい名前をつける。名前が変われば意識が変わる。意識が変われば常識が変わる。
  似て非なる言葉を意識的に使いわける。

目次・本文から私なりびビビッときた内容を拾い出すと以上のようになるが、とても啓発的でした。