100分de名著 幸福論 ラッセル 小川仁志

ラッセル法廷」を提唱したのが95歳の時だというのは初めて知りました。不屈の精神の持ち主として紹介されているエピソードですが(100,101頁)、驚きです。
また、「熱意」こそ幸福な人たちの最も一般的で他特別される特徴だと指摘しつつ、その熱意にも「バランス」が必要であると説き、4つの枠を紹介している(68頁)。
①健康、②人並みの能力があること、③必需品が買えるだけの収入、④妻子への義務。