「過激社会運動取締法案批判」『嘘の効用』末広巖太郎

第1条 無政府主義共産主義其ノ他ニ関シ朝憲ヲ紊乱スル事項ヲ宣伝シ又ハ宣伝セシムトシタル者ハ七年以下ノ懲役又ハ禁固ニ処ス
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大正11年2月、政府は突然、同法案を議会に提出した。悪法成立を阻止せんがために反対運動を試みた著者の東京日日新聞に連載されたのがこの本文とのこと。激しく、厳しく、舌鋒鋭く批判し尽くしている。当然のことだと思う。当時の時代状況はどのようなものだったのか勉強せなば。今と何が違うのか・・