世界の裏側がわかる宗教集中講座 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、神道、儒教 井沢元彦

ヴェニスの証人』は、中世のヨーロッパ人キリスト教徒のユダヤ人に対する偏見をじつに如実に表している作品であるといえます(65p)。
 
 そういう見方も出来るんだなという、新たな視点を持つことができました。

ユダヤ教のラビ(教師)マーヴィン・トケイヤー
 国連はかつて、「イスラエルに存続の権利はない」と決議したことがあります・・国連は、ことイスラエルに関しては、全く信用できません(137p)。

 国連にも、こういう側面があるのか、と驚かされます。

江戸時代の富永仲基は、世界で初めて大乗非仏説を説きました(略)。実はいまだにこの富永の説を否定することはできないのです(247p)。

 へー、そうなんだ。

いずれにしても、世界に分布する宗教の基本がある程度わかりやすくまとまっていると思いました。