分かりやすい対談です。
キラーロボットの定義の議論は後回しにして、出来るところから始めるという立場を持っている方に賛成です。
キラーロボットに反対する理由は、人間の有意義なコントロールがないということは責任を問える人間がいないからというもの。なるほど、その通りですね。ロボットを法廷に立たせても仕方ないというのは本当にその通りです。
人間の関与がない兵器の存在というのは開けてはならないパンドラの箱というのもその通りだと思います。
2018年の日本での調査で「キラーロボット反対」支持が全体の48%で、「知らない・わからない」が38%。アメリカを含めて50%以上が反対という数字が出ているのに日本はまだこの問題が知られていないと警鐘を鳴らすのにも意味があります。
キラーロボットが「第三の兵器」(核兵器は第2の兵器革命)といわれている中で、核拡散を防止する枠組みが曲がりりなりにも存在して人類は存在しているが、キラーロボットが拡散したらどういう世界が待っているか予測がつかないという指摘は本当に不気味ですが真実味があります。