NHK「100分de名著」ブックス ダーウィン 種の起源 ~未来へつづく進化論 長谷川眞理子

 

2020年8月25日第1刷発行

 

これが面白いと思える人が理系向きなんだろうな。私の頭はいつの間にか文系になってしまったんだなと思う。面白さが味わえない辛さ。何を読んだら、科学的な古典・名著と言われているのに、面白さを感じることができるのだろう?

 

本書の目次とキーワード

はじめに 生き物の多様性こそすばらしい

  • 「種」とは何か?
  • 進化の原動力を解き明かす

「変異」「生存競争」「自然淘汰」がキーワード

  生存競争とは弱肉強食を意味しない

反論に対する答えをあらかじめ用意/科学的思考の面白さ

  • 進化論の「今」と「未来」

「おばあさん」はなぜ存在するのか

ブックス特別章 『種の起源』が開いた扉

エピジェネティクス

  遺伝子そのものに変化はなくても、生まれてからの生活環境からの刺激によって、ある遺伝子に修飾がつき、その遺伝子が働かないようにされることがある、ということを指す。

  /『人間の由来』と性淘汰の理論/ウイルスと生物の共進化

読書案内

あとがき

 

種の起源』14章の構成             

  • 飼育栽培下における変異
  • 自然条件下での変異
  • 生存競争
  • 自然淘汰
  • 変異の法則
  • 学説の難題
  • 本能
  • 雑種形成
  • 地質学的証拠の不完全さについて
  •  生物の地質学的変遷について
  •  地理的分布
  •  地理的分布承前
  •  生物相互の類縁性、形態学、発生学、痕跡器官
  •  要約と結論