1992年6月19日第1刷 1996年3月19日第2刷
目次
1 自己啓発―自分を生かすための古典
2 日常の心得―日常生活に生きる古典
3 人間関係―人脈を生かすための古典
4 指導者への帝王学―リーダーのための古典
5 経営戦略―成功への戦略に生かす古典
全部を挙げるのは手間がかかるので、よく使う諺なり、好きなものをアトランダムに列挙。
・恒産無ければ、因りて恒心無し 孟子
・石に漱ぎ、流れに枕せん 世説新語
・人の斉聖なる、酒を飲み温克す 詩経 (酒を飲んでも自制心を失わないように)
・陰徳ある者は、かならず陽報あり 説苑(ぜいえん)
・葉公(しょうこう)子高、龍を好む 新序 (葉公のエセ君子ぶりを笑う)
・和は実に物を生じ 同はすなわち継がず 国語 (調和◎、同調×)
・同榜 同僚 同里の客 斑毛 素髪 華筵に入る 三盃 耳熱くして 歌声発す
猶お喜ぶ 歓情の少年に似たるを (宋の韓維の詩)
・赤心を推して 人の腹中に置く 後漢書
・一国は一人を以て興り、一人を以て亡ぶ 文章軌範
・守文はすなわち難し 貞観政要
・大功を天下に建てる者はかならずまず閨門の内より脩む 新語
・成功者は「運」「根」「鈍」を必ず持っている。
・斃れてのち已む 礼記
・勝たんと打つべからず、負けじと打つべし 徒然草
・五たび勝つは禍いなり 呉子
大変、勉強になる。