2012年3月24日第1刷発行 2013年5月8日第9刷発行
目次
第1章 今すぐやるべき基本の習慣―できる人の「普通」を今日から取り込む
第2章 今すぐやめるべき無駄な行動―自分を見直す絶好のタイミングは今!
第3章 逆算の哲学―ゴールを見極め、そこからの引き算を考える
第4章 権威トレンドをとらえろ―正しいことを言っても伝わらないのはなぜ?
第5章 自分の判断基準を一度リセット―できないことはできる人に任せる
第6章 流れをとらえる眼を備える―僕自身の人生を振り返りながら
・かのギリシア・ローマの昔、キケロが演説を終わったとき、民衆は『なんと雄弁だろう!』と感服した。しかし、デモステネスの演説が終わると今度は、口々に叫んだ『さあ、行進しよう!』と。⇒今の僕は、生徒を単に「感服」させるだけでなく、「行進」させることができているのだろうか?
・表情は自分で演出できる、また演出すべきもの。表情力をアップするためには①記録手段を利用して定期的に確認すべきである②内面の活性化が表情力アップの最大のカギを握っている。
・「普通」に読めないような名前は、やはり読めないのです。そういう名前をつけられた子どもは、誤読されて嫌な思いをする、あるいは、いちいち説明しなければならない煩わしさを一生抱えて生きていくことになるのです。だから「本質」がわかっている親は、「普通」の名前をつけるのです。こだわるべきは名前ではなく、その子のあり方そのものなんです。
・人は聞こうとするものしか聞かない(エマーソン「人は見ようとするものしか見ない」)
・縦の勝負と横の勝負を知る(麻雀は、自分の手牌に正面から向き合って手牌を作り上げていく視線が縦の視線、同時にほかの3人がどのような状況かちらちら目を走らせる横の視線、この両方の視線を一番バランスよく使うことを教えてくれる)。縦の視線と横の視線のバランスはその仕事や状況によって変わるべきもの。