人は何のために『祈る』のか 生命の遺伝子はその声を聴いている 村上和雄 棚次正和

遺伝子の研究をされていた村上筑波名誉教授と、宗教学者の棚次筑波教授の共著。
祈りと遺伝子の関係性については、その研究が緒についたばかりとのことだが、自己暗示には『意志と想像が争うとき、勝つのは想像である』との鉄則があるそうだ、また『意志と想像が一致したとき、成果は和ではなく、積である』との法則に訴えかけることにより、自己暗示による悪循環を断ち切ることができるとのこと。祈りはサムシンググレートとつながること、これを太古から人間は直観していた。それを科学的に明らかにして行こうという研究が遺伝子レベルで始まっているということは、驚きだ。