永遠の0(ゼロ) 百田尚樹

本屋大賞受賞。200万部突破。著者デビュー作。
祖父の戦友の証言を聞く孫が、祖父が「臆病者」(愛する者のために何が何でも生きて帰ろうとする希望なきチャレンジの連続の中で受けた評価)と言われながら、なぜ特攻で死ぬ道を選んだのかを知り、ニートとして生きている孫と日々死と対峙した祖父との心の対話が織りなす壮大なストーリーは涙なしには読めない作品でした。