図解即戦力 暗号と認証のしくみと理論がこれ1冊でしっかりわかる教科書 光成滋生

2021年10月6日初版第1刷発行

 

以下のキーワードを図解し、説明を加えてくれている。初心者にも分かる箇所があるものの、本当の初心者には、まだまだ理解が難しい。見出しを全て書き出してみて全体の構成を押えた上で、少しでもポイントが理解できたらそれを書き出そうと思ったが、私のレベルでは到底無理だった・・・。

 

第1章 暗号の基礎知識

1 情報セキュリティ ①機密性②完全性③可用性、④真正性⑤責任追跡性⑥否認防止⑦信頼性

2 暗号 暗号化と復号、攻撃・解読

3 認証 認証と認可の違い アクセストーク

4 古典暗号 シフト暗号より換字式暗号 

第2章 アルゴリズムと安全性

5 アルゴリズムとは計算手順書 

6 安全性(ここから先の内容は私はまだ理解できていないので要約が難しいです)

7 暗号技術の危殆化

第3章 共通鍵暗号 

8 共通鍵暗号 ブロック暗号とストリーム暗号に分類される

9 同じ値で排他的論理和を2回すると元に戻る

10 乱数

11 ワンタイムパッド 安全だが使いどころが難しい

12 ストリーム暗号 ワンタイムパッドの代わりに用いられる

13 ブロック暗号 現在最もよく使われている共通鍵暗号 AES

14 確率的アルゴリズム 決定的アルゴリズムの入力の一部が乱数なもの

15 暗号化モード ブロック暗号を使って安全な暗号文を作り出す方法

16 ディスクの暗号化 紛失や盗難に備えてディスク全体を暗号化する仕組み

 TPM+XTS-AES

17 暗号文の改竄とリプレイ攻撃 

第4章 公開鍵暗号

18 鍵共有 DH鍵共有の説明がある(が難解で理解できていない)

19 有限体と拡大体 ここも難解

20 公開鍵暗号 21 RSA暗号 22 OpenSSLによるRSA暗号の鍵の作り方 23 楕円曲線暗号 24 中間者攻撃 理解不能

第5章 認証

25 ハッシュ関数 26 SHA-2とSHA-3 27 SHA-1の衝突 28 メッセージ認証符号

29 署名 公開されている検証鍵を使って誰でもその署名の正しさを確認でき、否認防止にも利用できる。デジタル署名は暗号化ではない。復号することもできない。

30 サイドチャネル攻撃 難解

31 タイムスタンプ 2021年3月時点で「時刻認証業務の認定に関する規定の制定」は日本ではこれから。

32 ブロックチェーンビットコイン ビットコインは取引履歴をブロックチェーンで管理。コインの所有者は署名で保証。チェーンを伸ばす操作マイニングによりビットコインが与えられる。

第6章 公開鍵基盤

33 公開鍵基盤 PKI 公開鍵証明書 ルート認証局 

34 公開鍵証明書の失効 認証局に失効依頼が必要

35 公開鍵証明書と電子証明書の発行方法 署名者の属性と検証鍵に認証局による署名がついたデータを電子証明書という

36 証明書の透明性 うーん、結構有名な認証局でも問題を起こしているんだなあ・・

第7章 

37 TLS 2021年現在TLS1.3が最新版

38 認証付き暗号 まだ理解できていない

39 前方秘匿性 スノーデン事件をきっかけに

第8章 ネットワークセキュリティー

40 DNS 理解できていない

41 メール SMTPPOP3が何なのか全く分かっていなかった。。

42 VPN 聞いたことあるけど??

43 HTTP/3 理解できていない

44 無線LAN WAP2は広く使われている無線LAN WAP3はWAP2への攻撃を受けて策定

第9章 高機能な暗号技術

45 準同型暗号 データを暗号化したまま処理できる

46 秘密計算 2021年2月に秘密計算研究会が発足

47 ゼロ知識証明 知識を教えずに相手に納得してもらえる?? ん?

48 量子コンピュータ 耐量子計算機暗号は量子コンピュータが登場しても安全な暗号

 

畑違いのため、冒頭で述べたように、私には難解でした・・・恐らく分かり易く書いてくださっているのだろうとは思いますが、私のような初歩の初歩から説き起こした本をまず読んでからでないと、理解が難しいため、改めて基本中の基本をまず学び直してから出直したいと思います。