2022年9月23日第1刷発行
第1章 最速最短!量子論ダイジェスト
第2章 量子論はどのようにして生まれたか
古代より、原子論(デモクリトス)と場の理論(アリストテレス)が対立
ニュートン力学は光の粒子説を主張するが、ヤングにより光には波としての性質があることが確認される。
第3章 「本当の量子論」を求めて
シュレディンガーの波動方程式、ハイゼンベルクの不確定性原理、ディラック方程式、そしてファインマンのくりこみ理論
第4章 素粒子論の世界
フェルミオン(物質を構成する素粒子)とボソン(力を伝える役割)、質量にかかわるヒッグス粒子(ヒッグス粒子だけは回転しないって聞いたことがあるけど、この本ではそのことは紹介されていなかった。どうしてだろう?)。
南部陽一郎らが作った超ひも理論は量子重力理論の候補のひとつ。
第5章 最先端の科学へ
半導体の性質は量子論により説明される。ホーキング放射もコンパクトに説明。
特に、新しい知識が得られたわけではないが、これまで勉強したことが30分程度でサーと読めるので、ちょっとした復習に適しているかな?