「よいものはカ
タツムリのように進むのです」という言葉は有名だが、自らも弁護士をしていたガンディーが「鉄道」「弁護士」「医者」の3つはいらないと言っていたというのは知らなかった(「禁断のスピードへの懐疑」)。「鉄道」は邪悪が広がるから、「医者」については自己統御ができなくなってしまうから、「弁護士」は争いごとをみんなで話し合って解決しようという社会には不要だから、とのこと(106P)。
「知足の精神」、知識と足はつながっていないといけない、というのも、ともすると現代人はハッとさせられるのではないだろうか。
哲学は行動しなければいけないし、行動は哲学をもっていなければいけない、というのは至言である。