2024-01-01から1年間の記事一覧
2003年6月25日発行 表紙裏「しゃれて気の利いたユーモアは、その場かぎりのものでなく、聞く者の記憶に長くとどまる。気まずい場の雰囲気をたちまち明るくし、ときに、厳しい追及をさらりと受け流すのにも役立つ。だが、ユーモアを発揮する側はもとより、そ…
2021年5月20日発行 本能寺の変は、正親町(おおぎまち)方仁(みちひと)帝によるとの説に基づき構成されている。帝が煩悶と逡巡の末、近衛前久に密勅を下す。直接のきっかけは京から大坂への遷都を信長が計画し始めたことにあった。信長は光秀に行幸するよ…
昭和59年7月2日1版1刷 昭和62年2月20日1版2刷 ①渋谷生まれ、新宿育ち ②野球熱 ③鑑三の教育観 ④独協時代 ⑤一高野球部 ⑥野球をめぐって親子喧嘩 ⑦三高に大勝 ⑧早慶をシャットアウト ⑨好敵手松田君 ⑩松沢病院の医員に ⑪ミュンヘン留学 ⑫父の聴講生と結婚 ⑬ミュ…
2009年12月24日第1刷発行 乱波の正体を見破った又右衛門は仕事が完成した暁に管理不十分の責任を取って死ぬつもりだった。以俊と市造は天主作業から外した。又右衛門は転落事故で大怪我をし、弥吉が総棟梁の代行を務めたが、池上五郎右衛門が言うことを聞か…
2009年12月24日第1刷発行 表紙裏「信長の夢は、天下一の棟梁父子に託された。天に聳える五重の天守を建てよ!巨大な安土城築城を命じられた岡部又右衛門と以俊は、無理難題を形にするため、前代未聞の大プロジェクトに挑む。信長の野望と大工の意地、情熱、…
ソ検事の拉致現場で目撃したとネットで書き込みがなされ、IPアドレスから書込主が賭博と詐欺の前科を持つチョン・ギヒョクだと判明。元警察署長がチェ部長に文句を言いに来たが、元警察署長のアリバイ工作がバレる。チェチーム長は鑑識でソ検事の誘拐犯が送…
シモクは送別会に向かう途中で濃霧に覆われた海岸近くの立入り禁止線が切れていたのを見つけ係長に電話報告した。係長が取り合わないでいると、直後にこの海岸沿いで死体が上がる。シモクは現場で死体とその場に居合わせた人物を見た。ヨジンは家でSNSを見て…
2009年12月24日第1刷発行 松本清張賞受賞作 岡部又右衛門以言(もちとき)が信長に最初に出会ったのは桶狭間の戦いの時。信長は又右衛門にいつか城を建ててくれという。岡部又右衛門と一門はその時から信長の番匠となった。天正三年(一五七五)、織田信長は…
2018年4月5日第1刷発行 表紙「事実が民主主義を鍛える。『フェイクニュース』のあふれる現代社会で情報の真偽を確かめるための有効なツール。」 裏表紙「トランプ大統領の発言の8割は『真実』とは言えない-『ファクトチェック』と呼ばれる真偽検証により、…
昭和59年7月2日1版1刷 昭和62年2月20日1版2刷 ①郷土への愛着 ②はじめて見た空の巨鯨 ③進路を決めたプレリオ機 ④スパルタ教育の四中時代 ⑤模型飛行機初飛行の感激 ⑥一高の寮生活 ⑦千葉海岸もうで ⑧父の急逝 ⑨航空学科へ ⑩恩師小川先生 ⑪設計コンクールに応募…
2017年11月20日発行 吉良邸への討ち入りが決行され、十郎左衛門は無事帰ってきたのをきよが見かけた。47士は泉岳寺へ向かった。助命嘆願は届かず、浪士は切腹と決まる。きよの心はともに彼岸へ旅立った。遺児たちには遠島処分が下された。十郎左衛門の母貞…
2017年11月20日発行 きよは阿久里の命で浪士たちの近況を知らせる役目を負う。その相手には十郎左衛門も含まれていた。きよと十郎左衛門は江戸と赤穂に離れ離れだった。国元に戻った十郎左衛門はきよに夫婦にはなれないと伝えるが、こういう時だからこそと言…
1982年11月25日第1刷 1995年3月30日第4刷 第72回昭和49年下半期 結婚3年で破局を迎えた夫婦の話。私の求めを一度だって拒んだことはないが、体そのものを熱く開いたことも一度もなかった。私はソウルに単身赴任し、ソウルで女が出来た。行くとこはないという…
ならず者のホ・ジュンは、酒と女遊び、賭博場にいり浸りの生活を送る。母は郡守の父のためにまともに生きるよう言うが、父から子としての扱いを受けられないことを怨み、いつも投げやりな態度だった。ある日、両班の美しい娘と出会い、父のために男装して危険…
2017年11月20日発行 赤穂藩浅野家の江戸屋敷で、藩主長矩の妻阿久利の侍女として仕える15歳のきよは、浅野家の家臣磯貝十郎左衛門と相思相愛の間柄だったが、十郎左衛門が参勤交代で国元に帰ることになり、あかしとして互いに下着を取り替え肌身離さずにいた…
1990年9月6日1版1刷 ・2代目経営者とは「待ちと忍耐」が全てである。仰ぎ見られる指導者の地位を確保するためには、ひたすら勉強する以外にない。経営者としての智、リーダーとして多くの人々に接するに情を持って行い、意を決するための果断を養成するため…
2019年11月20日発行 消防士浅野内匠頭の見参 著者は、内匠頭が男色を好み、当時鈴木重八という16歳の児小姓を寵愛していた、奥方阿久里や側妾との間に子がなかった、異常な性格、体質な持主だったと思えてならない、立派な男だと思えないと綴り、一方で火消…
2018年5月28日初版発行 表紙裏「バリア!で逃げていい 思い通りにいかなくても、傷つくことを言われても、したたかに、しなやかに。」 ・傷つく経験をすると、脳の扁桃体や海馬と呼ばれる部位の性質が変わってしまう。心が傷つくというのは、本当に脳が傷つ…
2019年5月15日初版第1刷発行 帯封「『国語』ってなんだろう。そうした問いを持たずに、大人になったことが少しだけ恥ずかしい。言葉、国、そして自分自身。固く結びついていると思い込んでいたそれぞれの境界線を揺さぶる、温さんの言葉。人々と言葉が行き交…
2024年10月10日初版第1刷発行 表紙「リュックのブタ鼻は何に使うもの? 電卓のM+ボタンの使い方知ってる? クリアファイルの三角の切り込みは何? キッチンばさみのギザギザは何に使う? 杖は痛めた足の反対側の手で持つ!? 91のアレ 使いこなせると、な…
2014年6月16日第1刷 2017年12月11日第12刷 日本人の4人に1人は血管の病気で亡くなる(厚生労働省 2013) 血管病の原因は、血管の老朽化と血液ドロドロ。 血管力を高めるキーワードは①減塩②良質のたんぱく質③抗酸化成分。 血管力を強化する食生活におすすめな…
16話~20話 ウンジュから結婚は間違いだったと聞かされた母ヘギョンは、だから条件も大切って言ったでしょうというと、ウンジュはサンヒョンのことは好きだけど、彼の家族は好きではないという。ヘギョンはサンヒョンをうまく実家から引き離しなさいと注意を…
2011年1月10日初版第1刷発行 第26回太宰治賞受賞作 小5のあみ子は少し変わっている。友達は出来ず、担任から叱られてばかりで、兄はそんなあみ子と一緒に登下校してくれていた。母はなく、書道教室をしている継母さゆりがいた。さゆりの書道教室の生徒で、あ…
ソナはカン判事にガオンも暴徒に襲われそうになっている動画を見せ、カン判事は腹部の出血口を押さえながら仲間達と会い、他の協力者も拉致されていることを知る。カン判事はガオンを助けるためにスヒョンに連絡を取る。スヒョンは現場に乗り込み、ガオンの…
昭和56年1月13日1版1刷 昭和58年12月22日1版7刷 ①生まれは兵庫県小野市―ソロバンの産地 ②開学を卒業し岩井商店へ入社 ③セルロイド売り込みに全力―英市場制す ④一時帰国して結婚、富士写真フィルムへ移る ⑤富士フィルム発売―品質はまだまだ ⑥品質改良し完全国…
カン判事が帰宅しないため、姪のエリヤが気を揉んでいた。手足を拘束されたカン判事はチョン・ソナがかつてメイドとして働いていたことを思い出す。彼女は屋敷の品物を盗む癖があり、カン判事に罪をなすり付けた。兄の母の遺品のネックレスをソナが盗んだと…
2023年5月20日発行 信長は岐阜を楽市と定め、領地内往来の自由を保障し、税、諸役を免除し、市場外の借金や米の債務を免除したため、人々は大挙して岐阜の町に押し寄せ、人と物が溢れた。蔵に銭が積み上げられ、軍団は飛躍的に将兵が増え、足利義昭を奉じて…
2008年4月24日1版1刷 ・1960年1月、岸首相訪米阻止のため羽田空港でバリケードを築いたことで逮捕された。当時ブント(共産主義者同盟)創立メンバーの一人だった。 ・1938年4月1日名古屋生まれ。湘南学園で中学時代を送るが、高校は結核性腹膜炎と高校の担…
韓国の司法改革で国民参加の制度を導入するためトライアル裁判が準備され、その裁判長にはカン判事が就任した。カン判事とは反対の立場からミン大法官は左陪席としてキム・ガオンを送り込み、右陪席にはオ・ジンジュが就任した。最初のケースは汚染物質を流…
2023年5月20日発行 織田家鉄炮頭の橋本一把は、鉄炮の力で天下を平定すれば、それが万人のためになる。天下泰平のため、攻め寄せてくる敵には死んでもらう。ただ闇雲に殺戮するのではない。尊厳をもって殺し奉る。それが人を殺める礼節だと心得ている。ひと…