ISRAELI(イスラエル人)のビジネス文化 オスナット・ラウトマン[著] 新井均[訳]

帯封「デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー 推薦! 次々とイノベーションを生み出すイスラエル人とはどういう人たちなのか。イスラエル人である著者がそのバックグラウンドやメンタリティーを丁寧に解説し、円滑なビジネス環境構築の方法を伝授する。イスラエル抜きにビジネスを語れない時代に 必読の1冊!」「これからイスラエル人と仕事をする可能性のある方は、本書を通してイスラエル人への『傾向と対策』を入念に行うべきだろう。そしてすでにイスラエル人の上司や部下、同僚がいる方は、改めて『イスラエル人のトリセツ(取扱説明書)』である本書を参考にしていただきたい。(『推薦の言葉』より)」

 

目次

 推薦の言葉≪デトロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー 池田秀斗≫

 はじめに

 著者紹介

 イントロダクション

 もう少し詳しく見てみよう:文化の一般化は避けるべきなのか

 

パートⅠ イスラエルのビジネス文化が生まれた背景

   1歴史 2人口構成 3国境 4イスラエル国防軍 5宗教 6言語 7生活を変えるイスラエルの発明

   もう少し詳しく見てみよう:政治・戦争・地理・料理・祭日

 

パートⅡ イスラエルのビジネス文化の特徴

   1Informal(形式ばらない) 仕事でも形式ばらないイスラエル

2Straightforward(短刀直入な) 

3Risk-Taking(リスクを取る)+Ambitious(野心的な)=Entrepreneurail(起業家精神にあふれた) 起業家の資質

4Loud(声が大きい) 大きな声のニュアンス

5Improviasational(即興的な) 創造的に追求するビジネス

6モデルの要約と推奨事項

 

パートⅢ イスラエル人とのコミュニケーションに役立つツール

   1 文化的なギャップを埋めるためのツール

2 多様な文化的背景を持つチームをマネジメントする

3 イスラエル人を含むバーチャル・チームを率いる

4 イスラエル人と仕事をする際に期待する10のこと

5 個人的な話、結論、そして新たな始まり

 

 イスラエル人のビジネス文化は、およそ日本と異なっている。私の周囲にはイスラエル人はいないが、もし現れたとしたら、この本を読んでおいてよかったときっと思えると思う。

私がイスラエル人のビジネス文化を全く理解していないことは、この本を読んで本当によくわかった。類書が見当たらない、良い本だと思う。