2023年2月7日 初版第1刷発行
表紙「『遺族年金はもらえるのが当たり前』と思っていたら受けられなかったり、本来の金額より少ない額しか受けられなかったりすることがあります。あらかじめ遺族年金制度を知っていれば、後悔しない違った結果になったかもしれません。」
はじめに
“亡くなった日の直近に生計同一要件を満たさないと支給されない”という基本を知らずに遺族年金が支給されずにショックを受けた配偶者の例から書き始められている。
第1章 遺族年金制度を知る
第2章 支給の可能性のある遺族年金の型16タイプ
子を養育しない世帯(18歳を超えていれば養育しない世帯になる)には遺族基礎年金が支給されない。
第3章 遺族基礎年金のしくみ
第4章 遺族厚生年金のしくみ
第5章 寡婦年金と死亡一時金のしくみ
第6章 遺族年金を受けるために必要な「生計維持要件」
第7章 元気なうちに知っておきたい「家族の要件」
第8章 元気なうちに知っておきたい「事実婚関係の遺族年金」
事実婚関係にある人も遺族年金の対象になる。
第9章 元気なうちに知っておきたい「遺族厚生年金の要件」
第10章 元気なうちに知っておきたい「他年金等との併給や遺族年金不支給の時の対応」
労働基準法の遺族補償が受けられるときは遺族年金は6年間支給が停止される
交通事故などで損害賠償を受けた時は遺族年金が最長3年間受けられない
労災保険の遺族(補償)年金と社会保険の遺族基礎年金および遺族厚生年金はどちらも受けられる。
色んなケースがシュミレートされていて図解で分かりやすく解説してくれているので、必要な時にその都度、どれに該当するのか、勉強するしかなさそうだ。すべてを頭の中に入れることなど、複雑過ぎて、到底出来そうもない。