2019年10月15日 第1刷発行
フランスで銀行を学んだこと、帰国後に慶喜と対面したこと、
役所をやめて民間で合本主義の実現のために働き出したこと、
銀行を作ったこと、岩崎弥太郎との対立など、良く知られている内容を
コンパクトにまとめてある感じです。
津田梅子
8歳で留学し、11年後に帰国した時には日本を忘れていたこと、
海外で経験したことを活かして、男女差別の日本を改革しようとしたこと、
37歳で私塾を立ちあげ、最初は10名が入学したこと、
ヘレンケラーやナイチンゲールと面会していたことなど、
私がこれまで余り津田さんのことを知らなかったので、勉強になりました。
コッホ研究所で、血清療法を発見し、破傷風の治療法を確立した北里。
そんな北里を、日本は冷遇した。特に東京大学や内務省に睨まれたため、
伝染病研究所をやめると、所員全員が辞職したこと。
その後、北里研究所を開設し、慶応医学科の初代学科長に就任したこと、
日本医師会初代会長を務めたこと、80歳で亡くなる。
こちらは渋沢同様、比較的良く知られていることをコンパクトにまとめて
ある感じです。