2018年7月11日第1刷発行 2019年1月9日第10刷発行
第1章 天皇の時代
卑弥呼(魏志倭人伝によると、かなりのおばあちゃんで夫はいなかった)
聖徳太子(日出ヅル処ノ天子、書ヲ日没スル処ノ天子ニイタス)
中大兄皇子(天智天皇、額田王を奪うも、大海人皇子と密会される)
第2章 貴族たちの時代
藤原道長(この世をば わが世とぞ思う 望月の 欠けたることも なしと思えば)
清少納言(美しい風景描写と共にすさまじい他人の悪口も書く)
紫式部(清少納言をデスったのは、夫・藤原宣孝の悪口を書かれたから)
源義経(平家物語にはちびで出っ歯、遠くにいても義経だとすぐわかる)
第3章 武士の時代
足利尊氏(政治は弟・直義ただよしに丸投げ)
日野富子(8代将軍足利義政の妻は息子義尚を9代にし政治を取り仕切る)
(通訳アンジロウはインドからお坊さんと紹介し仏教のお坊さんと勘違いされる)
武田信玄(春日源助へのラブレターが現存。弥七郎にもフラれる)
(他国のことは助けるが越後の将来を深く考えず、甥の景勝と養子景虎の内乱を招く)
織田信長(武田信玄宛ての返書に第六天魔王信長とサインして出す)
千利休(美意識が高すぎていじわる)
豊臣秀吉(信長から「はげねずみ」と呼ばれる)
竹中半兵衛(飛騨守からおしっこを顔にかけられ、城を攻め落とし切り殺す)
石田三成(嫌いな家康への態度がガキっぽい)
(武田信玄が怖すぎてうんこをもらす。この時の肖像画を描かせて後の教訓に生かす)
伊達政宗(秀吉への謝罪の方法がどう考えてもふざけすぎ)
第4章 徳川家の時代
春日局(大奥の基礎を作り、頂点に君臨)
松尾芭蕉(武将オタク 草や兵どもが夢の跡 奥州藤原氏の城跡で 義仲が一番)
平賀源内(勘違いで人殺しをしてしまう)
葛飾北斎(ゴミ屋敷化して93回引越し)
土方歳三(婦人恋文、豊玉発句集など、ラブレターを見せびらかす)
坂本龍馬(幕末のおしっこ野郎 13歳までおねしょ)
西郷隆盛(太り過ぎて犬を飼う)
第5章 庶民の時代
夏目漱石(原稿用紙に鼻毛を植え付け、弟子内田百閒はコレクションにする)
野口英世(恩師にお金をたかって遊びまくる)
与謝野晶子(途中で気が変わって戦争賛成の歌を発表 爆弾三勇士の歌)
犬養毅(再婚相手に頭が上がらず長男を家から追い出す 5.15事件で暗殺)
吉田茂(バカヤロ解散)太宰治(6回の自殺のうち3回は女性と一緒)
やばいと書いてある内容を取り上げるとこんな感じです。面白いと言えば面白いですよね。いずれにせよ、偉人であろうとそうでなかろうと、人間には功罪あるものですね。