2022年11月30日初版発行
帯封「『こころ』って、なんだろう? ざっくり速習!一冊めの入門書 パブロフの犬、スキナー箱、ミルグラムの服従実験、ロールシャッハ・テスト… フロイト、アドラー、フロム、ユング、ピアジェ、ロジャーズ、ボウルビィ… 心理学とはどのような学問か。心理学者たちは何を探求していた?心理学史上の重要な考えかたとは?」
色んな考え方があるんだな、ということは分かった。が、どれが正しい考え方なのかは、よく分からない。というよりも、どれか一つが正しいというものではなく、どれも一面の真理を衝いているが、一つの考えだけで心理学全容を明らかにするのは難しいのだということがよく分かった。
パブロフの条件反射、スキナーのオペラント条件付け、フロイトの精神分析、アンナ・フロイトの児童精神分析、ローレンス・コールバーグの道徳性発達理論、ミルグラムの権威と服従、アドラーの個人心理学、集団についての基本的な理論、フィリップ・ジンバルドーのスタンフォード監獄実験、ソロモン・アッシュの同調行動、ワトソンの行動主義、ロールシャッハの性格テスト、視覚、ゲシュタルト心理学(心と行動は一つのまとまり)、ウルリック・ナイサーの認知心理学、レオン・フィスティンガーの認知的不協和理論、クラーク・ハルの動因低減説、ハリー・ハーロウの子ザルの代理母実験、ジャン・ピアジェの認知発達知論(子どもの発達段階)、アルバート・バンデューラの社会的学習理論、カール・ロジャーズのクライエント中心療法、アブラハム・マズローの欲求階層説、知能に関する理論(二因子説、多因子説、多重知能理論、三頭理論)、クレト・レヴィンの社会心理学、ユングの集合的無意識、マレーの欲求リスト、愛の研究(ルービンの好意と恋愛感情、ハットフィールドの熱愛と友愛、ジョン・リーの愛の6類型、ロバート・スタンバーグの愛の三角理論)、カレン・ホーナイの神経症に関する理論、ジョン・ボウルビィの愛着理論、帰属理論(ハイダーの帰属理論、ジョーンズ&デイヴィスの対応推論理論、ハロルド・ケリーの共変モデル、バーバード・ワイナーの成功と失敗の原因帰属)、感情(ジェームズ=ランゲ説、キャノン=バード説、シャクター=シンガー説、ラザルス説、表情フィードバック仮説)、性格(キャッテル、アイゼンクの特性論、ビック・ファイブ理論①外向性②調和性③誠実性④神経症傾向⑤開放性)、リーダーシップ理論(リーダーシップ特性論、リーダーシップ行動論、リーダーシップ状況論、変革型リーダーシップ理論)、夢(フロイト、ユング、アラン・ホブソンとロバート・マッカーリの活性化・合成仮説)、芸術療法、エリスの論理療法、認知行動療法(アーノルド・ラザルスのマルチモード療法、アーロン・ベックの認知療法)、ヒューリスティック(3形態の経験則①利用可能性②アンカリングと調整③代表性)、ハリー・スタック・サリヴァンの対人関係論、ミラーのマジカルナンバー7(情報処理能力の限界)、フロムの自由からの逃走、善きサマリア人の実験(ダーリーとバッソン)、パーソナリティ障害、解離性障害、ローゼンハン実験、デイヴィッド・コルブの経験学習理論、不安障害、ストレンジ・シチュエーション法、気分障害、レフ・ヴィゴツキーの社会文化的発達理論、身体症状症、リー・ロスの偽の合意効果実験、ストレス(キャノン、ハンス・セリエ)、エドワード・トリ―・ヒギンズのセルフ・ディクレパンシー理論(アレックス・マイクロスの多元的ディクレパンシー理論、ダニエル・M・オギルヴィーの「現実の自分」と「理想の自分」「なりたくない自分」との差異は満足度とどう関係するかの研究、逃避理論)
これらがコンパクトに分かり易く説明されている本です。大体どっかで聞いたことがあるよね?っていう感じでもあります。