「仕事ができる人」に共通する、たった1つの思考法 数値化の鬼 識学 安藤広大

2022年3月1日第1刷発行 2022年3月16日第2刷発行

 

「わずか4年で上場、2700社が導入。いったん、数字に強くなれ。『リーダーの仮面』29万部の著者、最新刊 『知的で冷静に考えるための方法』を体系化。」「自分らしさも、仕事への熱意もいらない。頭の片すみで、『数字』のことを考えよう。」

 

序 章 「数値化の鬼」とは何か

第1章 数を打つところから始まる―「行動量」の話

第2章 あなたの動きを止めるもの-「確率」の話

第3章 やるべきこと、やらなくてもいいこ-「変数」の話

第4章 過去の成功を捨て続ける-「真の変数」の話

第5章 遠くの自分から逆算する-「長い期間」の話

終 章 数値化の限界

 

個人的に気を付けたい言葉を、そのまま、もしくは要約して列記してみた。

 

・1日を「数字」で振り返ってみる

・数値化できる人は「失敗」が当たり前になる

・数値化とはPDCAを回すことである

・評価項目は5つ以内に。

・評価にゼロはない、「プラスか、マイナスか」だ

・目の前に起こっていることの裏側にある「数字」を見つけるためには定数と変数の違いを絶えず意識して変数を見つけ出す。仕事の効率化を図る「肝」と云い換えてよいのではないかと思う。他人の成功論は変数ではなく仮説。例えば、プレゼン資料の完成度ではなく伝え方が変数になっていることに気づけるか。資料をめくったら最初の10秒で結論を伝える、こういう一工夫をするだけで相手の反応が変わる。そして多数生まれる変数の中から「1つ」に絞りこむ。変えられないものは変数ではなく定数。

・短期的視点と共に長期的視点を持つ