核と戦争のリスク 北朝鮮・アメリカ・日本・中国 動乱の世界情勢を読む 佐藤優・薮中三十二

国際法を学ばずに外交官になることの危険性の警鐘(57p)。
上空と領空の違いを知らずに発言することの怖さ。
学説によって80キロから120キロの幅があるにせよ。
領海は基線から12カイリ(22.2キロ)。

「戦闘」という言葉の定義(国や国に準ずる組織(国準)の間の争いの一環で人を殺傷または物を破壊する行為」(58p)

2016年3月、横畠内閣法制局長官の、核兵器の使用について、「憲法上、禁止されているとは考えていない」との答弁の存在(77p)。その後の閣議決定

非核1.5原則(アメリカと核を共同運用できるように「持たず」を緩和する)への布石と見ることもできるとの指摘(88p)。

どんどん事態がキナくさい方向に議論が進んでいるような気がする。