2021年12月15日発行
第1章 光の折れ曲がり 雨上がりの虹! 空中の水滴がプリズム
第2章 光のはねかえりと、重なりあい 青空の青は、空気で飛び散った青色の光
第3章 光の三原色と、色の三原色 3色の光が、すべての色の光をつくる!
第4章 光の正体は、電気と磁気の波! 赤外線も可視光線もX線も、みんな「電磁波」!
第5章 光を放ついろいろなもの 花火の色は、燃える火薬の元素がつくる
・ダイヤモンドのブリリアンカットは多くの光を底の面で全反射させるように工夫されたカット。このため反射光でキラキラと明るく輝く。
・空が青いのは太陽光のうち青色や紫色の光が散乱されやすいから。夕焼けの空が赤いのは散乱をおこしにくい波長の長い赤色の光も長い距離を進むうちに散乱されるようになるから。
・赤、緑、青の3色は「光の三原色」。3つ足すと白、赤と緑を足すと黄。人間の網膜の錐体は色を感じ取るセンサーになっているので色として感じられる。
・鳥類は紫外線も見えているようだ。
・ゲーテは臨終の際、「もっと光を!」という最後の言葉を残したと言われている。
・「色の三原色」はシアン(白―赤)、マゼンダ(白―緑)、黄色(白―青)。これを混ぜると黒になる。この組み合わせで原理的にはすべての色を作り出せる。
・オーロラは大気中の原子が放つ光