2020年2月15日発行
イントロダクション 答のない問題が、虚数の誕生をもたらした
第1章 こうして虚数が誕生した! デカルトは、虚数を「想像上の数」とよんだ
第2章 虚数の“姿”をとらえる 矢印を使って、「複素数」の足し算を考えよう
第3章 回転と拡大で複素数を計算! 「複素平面」を使って、お宝をさがしだそう
第4章 現代科学と虚数 宇宙誕生時、虚数時間が流れていたかもしれない
・16世紀のイギリスの数学者シローラモ・カルダノの『アルス・マグナ』こそ、虚数を述べた最初の本。「2つの数がある。これらを足すと10になり、かけると40になる。2つの数は、それぞれいくつか?」 答えは「5±」と書いている。
・面積を表す日本の単位として、30坪=畝、10畝=反、10反(約10000㎡)=町(1㌶)
・オイラーの世界で一番美しい数式「eiπ+1=0」の「i」は、虚数単位、
・虚数は数直線の外にあらわれる。
・実数と虚数が混ざり合ったのが「複素数」、横軸に実数を、縦軸に虚数を取る。
・虚数「i」のかけ算は、数直線上の点を90度回転させる。
・虚数に大小関係を定めることは不可能だと証明されている。
・第二の虚数、1個の実数に3個の虚数からなるハミルトン数という四元数もある。
・量子力学では虚数を必要とした。シュレーディンガー方程式にも虚数単位が用いられている。波や波動
確かに、虚数って中学とか高校で習った。思い出した。20分程度で復習できるのは、大変ありがたい。