一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書 経済編 山﨑圭一

2020年10月25日初版第1刷発行 2020年10月31日初版第2刷発行

 

目次

(ホームルーム1)世界史には「タテ」と「ヨコ」の視点がある

(ホームルーム2)世界史は「お金の流れ」で学べ!

第1章 貨幣の誕生~古代オリエントギリシア・殷王朝(先史~紀元前4世紀)~

第2章 結ばれる古代帝国~ローマ帝国・秦・漢王朝(紀元前3世紀~3世紀)~

第3章 インド洋の時代~イスラームの誕生と隋・唐王朝(4世紀~10世紀)~

第4章 進む貨幣経済~商業ルネサンスモンゴル帝国(11世紀~14世紀)~

第5章 世界をかけめぐる銀~大航海時代明王朝(15世紀~16世紀)~

第6章 覇権国家の交代~オランダ・イギリスの繁栄と大西洋革命(17・18世紀)~

第7章 拡大する「帝国」~産業の発展と帝国主義(19世紀)~

第8章 恐慌から分断へ~2つの大戦と世界恐慌(20世紀の始まり~第二次世界大戦)~

第9章 超大国の綱引き~冷戦下の経済(第二次世界大戦~1980年代)~

第10章 一体化する世界~グローバリゼーションと経済危機(1990年代~現代)~

 

・隋の第2代皇帝煬帝黄河と長江を運河で結んだことで広大な中国に一体化をもたらした。莫大な予算と人手がかかったため「史上最悪の暴君」といわれたが、見方によっては「嫌われ役」を買って出たとも言える。

・室町から戦国時代にかけて、日本は世界有数の銀の生産国だった。当時、世界の銀の3分の1を算出したと推定されていた。石見銀山は日本祭壇の銀山で、現在、世界遺産に指定されている。