2018-01-01から1年間の記事一覧
第21回横溝正史ミステリ大賞受賞作。らしいので、一読してみた。横溝正史の世界を現代に蘇らせた、とする解説があったが、私の読解力不足のため、??。因習という「歪み」をテーマにしているのだけは何となくわかったような気がする。
Chapter8 アメリカは分極化の波にさらされる ネル・アーヴィン・ペインター プリンストン大学名誉教授 「アイデンティティ政治」と白人 「白人至上主義者」とは何者か トランプの出現により、分極化が表面化した 女性であることがヒラリーの敗因? トランプ…
Chapter7 民主主義を揺るがす「ホワイト・ワーキング・クラス」という人々 ジョーン・C・ウィリアムズ カリフォルニア大学労働生活法センター初代所長 社会的階級が民主主義を変えるー今や世界が気づき始めた
Chapter6 北朝鮮は核開発をあきらめない ウィリアム・J・ペリー 元アメリカ国防長官 スタンフォード大学教授 北朝鮮の非核化は経済支援を引き出すポーズ 真の非核化を実現する最後のチャンスはどこにあったか 偶発核戦争は起こり得る 「金正恩は最も成功して…
Chapter5 テクノロジーは中流階級を豊かにしない ダニエル・コーエン 「ル・モンド」論説委員 パリ高等師範学校経済学部長 社会を豊かにするテクノロジーと、格差を生み出すテクノロジー 一生懸命働きさえすれば報われるという考えは幻想だった ポスト工業…
Chapter4 AI万能時代が訪れ、働き方は根本的に変革する ニック・ボストロム オックスフォード大学教授「人類の未来研究所」所長 人間と同等以上の知能を持つAIをスーパーインテリジェンスという。 スーパーインテリジェンス到来に向けて、AIを人類が望む方…
Chapter3 人生100年時代、生き方は3つのステージからマルチ・ステージへ リンダ・グラットン ロンドン・ビジネススクール教授 変化への対応力で格差が生じる 何かを学ぶときは、3つの「期間」で計画せよ 人生100年時代とは、共稼ぎの時代 都市集積はま…
敬和学園大学人文社会科学研究所長。 優生保護法のうち、障がい者から子どもを産む自由を奪った際に用いられたのが「公益」というキーワード。同じキーワードで憲法改正が進んでしまうと、人権侵害が再び繰り返されるのではないかという警鐘を鳴らす。
Chapter2 近い将来、「役立たず階級」が大量発生する ユヴァル・ノア・ハラリ ヘブライ大学歴史学部終身雇用教授 虚構の奴隷になるな、虚構を利用して利益を上げよ ストーリーを守るために、戦争が生まれる 人類はパワーを幸福に転換できていない テクノロ…
Chapter1 ジャレド・ダイヤモンド 資源を巡り、文明の崩壊が起きる 日本は人口減少を喜ぶべき ノーベル賞受賞者がアメリカで圧倒的に多い理由ー多様性の利点とリスク 風呂場で死ぬリスクに注目せよ
あえて放置されるセキュリティの脆弱性からサイバー戦争の本質を考える サイバー・セキュリティがここまで深刻な事態になってしまった原因とは? この問題に関する国際的な報告書によれば、ハッキングや諜報活動の分野で優位に立つ政府が、ハッキングしにく…
PLAYBOYミステリー大賞08年第1位。539頁。構想30年というから半端ない。 「最高傑作じゃないかと思う」大森望氏大絶賛。バケネズミは架空の生物だが、そのご先祖様にあたるハダカデバネズミはれっきとした実在の齧歯類だそうだ。
圧巻のフィナーレへ。
産経妙3月23日に「新田はあとがきでまず、日立市天気相談所所長だった山口秀男の名前を挙げている。気象庁職員時代の先輩にあたる新田に、大煙突をテーマに小説を書くよう勧めた。ちなみに、公明党の山口那津男代表の父親である。」とあるのを見つけて購入し…
中央防災会議が如何に巨大で根深いものであるかについて、長期評価部会会長であった著者がレポートする論考。
ハウスメーカー何社かは最大震度4022ガルに耐えられる住宅をすでに建設している。 大飯原発の設計基準は判決当時700ガル、稼働中の現在でも856ガルに過ぎない。 なのに「ここには強い地震は来ませんから」という理由で差し止めを認めた再稼働禁止の仮処分を…
08年日本推理作家協会賞短編部門受賞作。 「おすすめ文庫王国」 2012本の雑誌増刊 国内ミステリー部門 ダントツの第1位!
5万部突破!古今東西語り継がれる人生の教え77。 宮崎駿監督が番組中で何度も発する言葉「めんどくさいっていう自分の気持ちとの戦いなんだよ」「大事なものは、たいていめんどくさい」(74p) パスツールのワクチン発見の逸話(偶然の出来事を逃さな…
第29回日本SF大賞受賞第1位。1000年後の日本。サイコキネシス(呪力)を持つ子供が大人になっていく過程でバケモノたちと色んな戦いを繰り広げるファンタジー。作者独特の世界です。482頁。私にとっては長いです。
考えるな、笑って寝ろ!のコンセプト通り、縦横無尽に社会を“説き逃げ”の帯封のまんまの内容。一線を越えるの意味がちょっと笑えた。
ウワバミと箱ー大人には分かってもらえない絵 成長するにつれ、しがらみや世間体に合わせて、必然的にレイヤーを重ね、身を守る鎧を身に着け、どんどん「最初の自分」が見えなくなっていきます。・・王子さまは、レイヤーを重ねる前の「最初の自分」の象徴で…
「世界」に寄稿した原稿を中心にまとめた一冊。
「守」 ・心構えを知る ・基礎を鍛錬する ・問題に取り組む 「破」 ・先を読む ・作戦を立てる ・常識を疑う 「離」 ・次元を上げる ・場を読む、人を知る
「本書は、私の強い危機意識から生まれた作品である」 時代は乱世。敗北の危機を日本が抜け出すためにー。史上、異色の改革者•日蓮とルター、その時代を動かした”力”をつかみ取る! 時空を経て、お互いにはコミュニケーションを取らなかった日蓮とルターでは…
「『ニューヨーク・タイムズ』紙、アマゾンUSベストセラーNo.1席巻!」との帯封につられて購入した。 第1部 脳は「炭水化物」でダメージを受けている グルテンは脳に影響を与える 第2部 脳の健康と機能を理想的に保つ食事・運動・睡眠 サプリメントベスト…
「2036年、年金、保険、財政赤字から安全保障まで 完全崩壊。」との帯封が衝撃的だった。経産省に入省し7年後に退職して著述活動にいそしむ著者だからこそ、説得的な論拠が随所に紹介されていると思いきや、年金積立金と株価の関係、アメリカに依存して…
たけし、って、かなり頭いいよね。やっぱり。 この本でも「フイボナッチ数列や黄金比というのは、空間における法則性を表しているわけだから、映画や絵画をやるにあたって無視できるものじゃない。屁理屈には違いないんだけど、最も心地よくて美しい比率が1…
ダダイムズの先駆者・高橋新吉の「ダダイスト新吉の詩」冒頭で「DADAは一切を断言し否定することにある」と宣言。中也はこの詩集に強く惹かれ、高橋に手紙を送っている、とのこと。 小林秀雄との不思議な三角関係。泰子を思い続ける切ない中也。 「在りし日…
たとえ障害を持っていたとしても、誰にでもタカラモノは眠っている。それを大人が真剣に見つけて一緒になって探してあげようとするのか、障害児と決めつけて接するのか。その違いはあまりにも大きい。だからこそ、前者の生き方が出来る教師には、多くの感動…
「ポジジョンを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに行…