2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧
1992年12月17日1版1刷 目次 虚弱児 画家への一歩 ひもじい日々 転機 桜の木 年譜 ・昭和2年9月24日京都市生まれ。昭和15年京都市立美術工芸学校絵画科へ入学し、私は写生に夢中になった。東京美術学校に合格した。勤労動員で山口に移り、戦後京都に戻った。…
昭和59年10月10日発行 東京女子師範(現在のお茶の女子大学)1期生として入学したぎんは、入学を機に「荻野吟子」と名を改めた。当時女性は呼びやすさで名前が決められていたのに反発して吟子と名乗ることにしたものだった。彼女は深夜にトイレの吊るしラン…
1997年6月13日第1刷 目次 まえがき 第1章 幼年のころ 第2章 山への目ざめ 第3章 探検隊の見習士官 第4章 大陸からの引きあげ 第5章 比較文明論への旅だち 第6章 アジアからアフリカへ 第7章 京都大学にかえる 第8章 ヨーロッパと万国博 第9章 博物…
昭和59年10月10日発行 荻野ぎんは16歳で豪農の家に嫁ぐが、夫から淋病を移され離縁する。病気が病気なだけに治療の度に複数の男性の医師に足を開かされて女性の秘部を見せねばならない屈辱感と恥ずかしさから、こんな思いをするのは女医がいないからだと思…
街中で出会った女性(ハン・ヒョジュ)に2人の若い男性が“ミョンウン?”と声を掛ける。女性は人違いだと言ってその場を離れるが、2人は後を追って「末期の肺癌で危篤状態の父親に一目娘を合わせようと探しているが10年前から行方知れずで連絡がとれない。…
広い草原の中にポツンと立つ郵便ポストに母を7年前に亡くした若い女性(ハン・ヒョンジュ)が1通の手紙を入れた。そこに天国の郵便配達人を自称する一人の男性が現れる。幽霊が出る噂もあったが、足はついているし、ハナ以外にも姿が見えるので幽霊ではない…
2007年11月20日発行 嘉隆は乗船する軍兵について戦闘用員(船大将・船奉行・武者奉行・武者)と操船用員(船頭・舵取・水主)に分けた。従来武者と水主の区別がなかったので画期的な定めだった。長島一向一揆では織田家の総力を挙げて攻めるが地侍や百姓に翻…
2007年11月20日発行 嘉隆は手始めに一益から織田家に海賊衆がついていることを天下に知らしめるべく海辺に海賊屋敷を砦として築城するよう命じられるとともに安宅船、関船、小早船の造船を願い出て、連日猛特訓を行った。信長は大河内攻めが持久戦となるため…
パラグライダーの飛行中に竜巻に巻き込まれて韓国から北朝鮮の地に不時着した財閥令嬢で実業家のユン・セリ(ソン・イェジン)は森の中で北朝鮮の軍人リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)に発見される。以降、ジョンヒョクの家に匿ってもらい、2人は北と南出身の…
昭和59年1月10日1版1刷 ①勇気 ②一人っ子 ③丸亀のころ ④武平さん ⑤隣は芝居小屋 ⑥山地先生 ⑦丸亀中学時代 ⑧父一人子一人 ⑨雀撃ち ⑩画家になろう ⑪上京 ⑫美校受験初日 ⑬一浪の後 ⑭病気休学 ⑮パリへ ⑯マチス先生 ⑰ピカソ ⑱独軍接近 ⑲藤田さん ⑳帰国 ㉑従軍 ㉒鉄…
2007年11月20日発行 大王崎は志摩半島の南東端に突き出た岬の名。この波切一帯を九鬼家は支配していた。ある時、沖に千石船が座礁し、波切の港の住民たちは座礁した船の積荷だけでなく、土佐の名家一条家の娘お咲を手に入れた。17歳のお咲は伊勢内宮の小宮司…
昭和40年6月30日発行 平成16年5月15日64刷改組 平成21年4月5日72刷 裏表紙「『松本清張傑作短編集』は、現代小説、歴史小説、長編小説各2巻の全6巻よりなる。本書は現代小説の第1集。身体が不自由で孤独な一青年が小倉在住時代の鴎外を追究する芥川賞受賞作…
昭和59年1月10日1版1刷 ①時を惜しむ ②幼年時代 ③事務官の父 ④ガキ大将 ⑤府立三中入学 ⑥府立工芸へ ⑦国画創作協展 ⑧日本画志望 ⑨美校一年生 ⑩コンクール ⑪選科へ移る ⑫松岡塾 ⑬異端児 ⑭帝展落選 ⑮低迷 ⑯帝展入選 ⑰雅号「丘人」 ⑱個展 ⑲松岡先生の死 ⑳美校に職…
2002年8月10日第1刷 第114回1995年下期芥川賞受賞作。 豚の、スナック月の浜への闖入が4人を真謝島に向かわせている。4人とは琉球大一年生の主人公正吉とママのミヨ、ホステスの和歌子と暢子。船上で正吉は船酔いに苦んだ。一人で父の骨を拾うはずだったのが…
昭和59年1月10日1版1刷 ①出生 ②幼年時代 ③小学校に入学 ④「狐の嫁入り」 ⑤絵への情熱 ⑥横浜二中時代 ⑦居候 ⑧気ままな日々 ⑨写真への道 ⑩朝逃げ ⑪伊豆へ撮影旅行 ⑫自由な仕事 ⑬結婚 ⑭喧嘩 ⑮弘仁仏 ⑯文楽に打ち込む ⑰ささやかな好意 ⑱ライバル ⑲再び寺回り ⑳写…
2016年6月10日発行 病気になった文吾を見舞った俊助は、文吾から実は下級役人の倅で天才のように振舞っていただけだと打ち明けられる。その文吾があっさり亡くなった。俊助は代わって近藤忠之丞、熊倉伝十郎、小松典膳らと付き合い、お喜美と関係を持ち、朱…
2016年6月10日発行 主人公の大内俊助は仙台伊達藩の大番氏出身。江戸の昌平坂学問所にやって来る。時は水野忠邦による天保の改革の時代。学問所には全国各藩から秀才、天才が集まり、共同生活を送りながら忙しい毎日を送っていた。俊助の同室には小嶋啓四郎…
1話 結婚式 美男美女(サンヒョンとウンジュ)の結婚式当日、新郎の母ミョンジャは養子ムヨンの姿が見えないのでヤキモキしていた。軍隊に入隊していたムヨンは除隊したのに姿を現わさなかった。ムヨンの幼馴染のジス(ハン・ヒョジュ)が式場でムヨンらしき…
昭和59年1月10日1版1刷 ①「在平素」 ②祖父・市太郎 ③育ての親 ④小学校 ⑤画家志願 ⑥冷水浴 ⑦杉本校長 ⑧「ガラシャ夫人像」 ⑨孤独の影 ⑩美校に失敗 ⑪美校生活 ⑫松岡映丘先生 ⑬試金石 ⑭湯浅温先生 ⑮文展初特選 ⑯連続特選 ⑰伴りょ ⑱模写作業 ⑲息子の死 ⑳文部大臣…
昭和59年1月10日1版1刷 ①回顧展 ②徒弟奉公 ③友禅の世界へ ④新弟子 ⑤野球 ⑥工房の仕事 ⑦日本画を習う ⑧雅号 ⑨塾頭格に ⑩技術みがく 独立 ⑫得意先の仕事 ⑬撒き糊 ⑭蒔糊 ⑮初の個展 ⑯京都機械 ⑰終戦 ⑱第二の独立 ⑲家を佐賀右 ⑳問屋「市田」 ㉑伝統工芸展 ㉒査員…
トンイで初めてハン・ヒョジュさんを知って、それ以降の作品は全て見ました。誰しも清楚で清潔感が溢れる美人女優というイメージを持っておられると思いますが、最近の作品では、あえてその印象を破って、ヒール役であったりアクション物であったりと演技の…
2023年11月20日発行 剣友 渡辺昇 幕末の肥前大村藩士の渡辺昇は21歳。江戸の練兵館で剣の修行をし、剣の腕こそ塾頭と互角だったが、いつしか酒と女に溺れ自堕落な生活を送る。それでも剣の実力はなかなかのもので近藤道場(近藤勇の道場)に道場破りが現れ…
2023年11月20日発行 激情 筒井土岐守・上屋敷の御殿に中老として奉公しているお喜和は奥方から、側室の娘を毒殺するよう指示を出す。理由は嫁ぎ先が自分の娘の嫁ぎ先より格上だからというもの。とても納得できる理由ではない。従わずに自害するつもりだった…
第10話 手をつなぐのはまた今度 ヨンウが次に担当した事件は障害を持つ女性への準強制猥褻罪が疑われた男の弁護だった。被害女性は小6程度の知能だった。ヨンウは女性から彼のことを愛している、お母さんに暴行されたと言うように指示されたと打ち明けられた…
第1話 おかしな弁護士ウ・ヨンウ 韓国初の自閉スペクトラム症弁護士として大手事務所で働くウ・ヨンウ。上司はチョン・ミョンソク弁護士。高齢の夫を妻がアイロンで殴り殺人未遂で刑事裁判に。妻を弁護するヨンウは単なる傷害罪だと主張するが、裁判の最中に…
2021年5月20日発行 梅、一輪 大久保家は家康の家臣の中で大久保党と呼ばれる族党組織を形成していた。大久保忠世の嫡男忠隣は家康と生きるも死ぬも一緒という思いを貫いた武士である。忠隣は大蔵藤十郎を家臣に登用してほしいという娘の願いを聞き入れたが、…
2021年5月20日発行 ワタリ 鳥居彦右衞門元忠はワタリ(諸国を渡り歩く商工業民)出身だった。鳥居氏は矢作川で舟稼ぎや馬借等で経済力を蓄えた。父の命で駿府に人質となった10歳の竹千代(後の家康)に仕えるため13歳の元忠が初めて出会うと、竹千代がモズ飼…
大学に通うためにキャンパスの近くに引っ越してきた新入生ハジョン(ハン・ヒョジュ)は、道で出会ったスウク(イ・ヨンフン)に好感を感じる。古本屋で彼が働いているのを知ったハジョンは彼に会うために自分の本を売ったりまたその本だと気付かずに買い戻…
昭和40年6月30日発行 平成16年5月15日64刷改組 平成21年4月5日72刷 裏表紙「『松本清張傑作短編集』は、現代小説、歴史小説、長編小説各2巻の全6巻よりなる。本書は現代小説の第1集。身体が不自由で孤独な一青年が小倉在住時代の鴎外を追究する芥川賞受賞作…
昭和59年1月10日1版1刷 ①隨縁 ②おばあちゃん子 ③小学校時代 ④港町神戸 ⑤予備校 ⑥徴兵検査合格 ⑦鈴木勲太郎先生 ⑧失意 ⑨宮永東山 ⑩北大路魯山人 ⑪星岡窯 ⑫古志野 ⑬志野窯発見 ⑭公表 ⑮発掘ブーム ⑯立志 ⑰独立 ⑱初窯 ⑲トルエドソン夫人 ⑳生活 ㉑魯山人追放 ㉒初…