2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

私の履歴書 足立正(日本商工会議所会頭) 日本経済新聞社 経済人2

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①父から剣道の手ほどき ②若い血を湧かしたころ ③一橋卒業前後 ④「日東紅茶」出現への草分け ⑤藤原さんの王子製紙へ ⑥窮状の王子製紙時代 ⑦「電気化学」との電力問題 ⑧国産発電機で成功 ⑨追放解除でラジオ東京…

草原の風《下》 宮城谷昌光

2011年12月10日初版発行 劉秀は耿純に猛志があると痛感した。耿純は宋子県の城に乗り込み降伏させた。劉楊と同盟を組むために劉秀は楊の姪郭聖通を後宮に入れた。劉秀軍は李育軍を大破した。幽州の騎兵隊が劉秀の下に到着した。騎兵を率いてきたのは呉漢だっ…

華栄の丘 宮城谷昌光

平成12年2月20日第1刷発行 華元(かげん)は宋の国の大夫である。29歳で家督を継ぎ、34歳になった。君主の昭公に忘れ去られたように職管はない。宋の前身は商(殷)である。商は周の武王に倒され、周王室は武王の子の成王の時に王室の血胤(いん)を持つ微子…

私の履歴書 岡野喜太郎(駿河銀行頭取) 日本経済新聞社 経済人2

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①甲州武人の後裔 ②名主の子として育つ ③父母のこと ④村の章ねんのリーダー格 ⑤借金党、花火で銀行を襲う ⑥十銭がけ共同社創立 ⑦日本宰相の根方銀行 ⑧伝来の田畑担保に銀行救う ⑨駿豆電鉄救済に尽力 ⑩関東大震…

ぶら~り文学の旅 村上政彦

2023年1月26日初版第1刷発行 裏表紙「ぶら~り 文学の旅 新型コロナウイスルが日本ばかりか世界にまで広がって、移動が制限されるようになったとき、旅がしたい、と思った人は少なくないのではないだろうか。僕もその一人だったが、幸いなことに、僕には本が…

私の履歴書 石毛郁治(東洋高圧社長) 日本経済新聞社 経済人2

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①泣き虫のジジッ子 ②夏休みに“奇跡的発育” ③皇太子の前で漢文講釈 ④“デモ先生”のころ ⑤念願の蔵前高工へ ⑥蔵前時代の思い出 ⑦薫陶をうけた諸先生方 ⑧年上の女性に求婚 ⑨友人新君のことども ⑩キリストにあやか…

石壁の線より 宮城谷昌光

1991年7月29日第1刷 最初、何を書いているのか、さっぱり分からなかった。 が、突然、量子のレベルで、私と小説の関係を書き著わそうとしているのではないか?という疑問がむくむくと湧いてきた。著者の感性は私の感性とは違うから、私がそう勝手に解釈して…

春秋名臣列伝 宮城谷昌光

2005年11月15日第1刷発行 目次 衛の石碏(せきさく) 鄭の祭足(祭仲) 斉の管夷吾(管仲) 晋の士蔿(しい 子輿(しよ)) 秦の百里奚(五羖(こ)大夫) 魯の臧孫達(ぞうそんたつ 臧哀伯(あいはく)) 魯の臧孫辰(ぞうそんしん 臧文仲(ぞうぶんちゅう…

私の履歴書 永田雅一(大映社長) 日本経済新聞社 経済人2

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①わが家再興を念願 ②社会主義にかぶれる ③日活撮影所入り ④日活争議 ⑤委員長として争議解決 ⑥「丹下左膳」ヒットす ⑦日活再建に努力したが ⑧「第一映画」設立 ⑨新興キネマ再建 ⑩情報局と必死の交渉 ⑪“三社統合…

私の履歴書 藤山愛一郎(外相) 日本経済新聞社 経済人2

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①選挙用の名を付けられる ②慶應義塾のころ ③一時は危篤に陥る ④英国遊学 ⑤青年社長となる ⑥難しい発明家との事業 ⑦生命保険に新機軸 ⑧「大日本精糖」 ⑨父の後を継ぐ ⑩株式取引所理事 ⑪日商会頭に就任 ⑫東条内…

蜜蜂と遠雷 恩田陸

2016年9月20日第1刷発行 2017年4月30日第13刷発行 風間塵、栄伝亜夜、マサル・カルロス・レヴィ・アナトール、高島明石の4人のピアニストが競い合う。中でも風間塵が注目の主人公。パリのオーディションに登場した風間塵は無名の新人。但し伝説の音楽家ホフ…

馬上の星 小説・馬援伝 宮城谷昌光

2022年11月10日初版発行 帯封「『草原の風』『呉漢』に続く、後漢建国の物語! 夜に輝く馬援と天高く上る日のような劉秀 乱世のなか、互いを君臣と選びとったふたりが挑む、新王朝樹立の戦い」「資料をくりかえし読んでいるうちに、馬援が、上の三人の兄の秀…

窓辺の風 文学と半生 宮城谷昌光

2015年10月25日初版発行 帯封「作家生活25周年を記念する唯一無二の自叙伝 秘蔵写真多数収録 『読売新聞』好評連載の『時代の証言者』に、著者自身が書き下ろした『おまけの記』、さらに未発表作品を収録し、作家の足跡をたどる」「じつは私はまえばかりをみ…

部下との距離がグッと近づく気くばり上司の習慣 下條一郎

2016年1月30日初版第1刷発行 帯封「できる人は気づかいが9割 すぐに使える88のヒント ☑ゴミをさりげなく拾う ☑昔の手柄を自慢しない ☑忙しいと言わない ☑目を見て話す ☑ポカミスがあってもあわてない」「主な目次 第1章 気くばり上司の好印象の習慣 第2…

私の履歴書 河合良成(小松製作所社長) 日本経済新聞社 経済人2

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①算術は先生より上手 ②西田先生の塾に入る ③一升枡に一升五合盛る勉強 ④米騒動起こる ⑤株屋から保険屋へ ⑥帝人事件起こる ⑦獄中生活 ⑧岸君たちに拾われて ⑨知らぬ間に東京の助役 ⑩百万の奥さん連に尽す ⑪食糧…

ハードプレイ・ハードHard Play Hard 勝利への道 星野仙一

平成12年3月10日第1刷 ・生まれも育ちも倉敷で、闘魂を培ったのは野球エリートではない、二流選手だという自覚によるもの。母子家庭で育った。父は私が生まれる前に病死して母と姉二人の過程だった。高3の時、米子東高校との決勝戦で敗れ、明治大学では卒業…

孔丘《下》 宮城谷昌光

2020年10月10日第1刷発行 去来する人々 孔丘が教場に帰ってきた。子説の兄季仲孫何忌が入門した。孔丘は仲孫家に出向いて学問と礼を教えた。陽虎は不快感を覚え、いずれも孔丘を始末する意いを強く抱いた。 兄弟問答 孔丘に政治のことを尋ねて平凡な答えを聞…

孔丘《上》 宮城谷昌光

2020年10月10日第1刷発行 あとがきによると、著者は、50代に一度、史料を蒐め、文献を読み、孔子年表を作った。が小説にするのは無理だと諦めた。60代になって、既に整えた資料にあたったが、やはり無理だと再認した。『論語』が重すぎて、『史記』の「孔子…