2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

106歳を越えて、私がいま伝えたいこと 今からでも遅くはない―禍を試練と受け止めて 昇地三郎

2012年8月16日初版発行 目次 はじめに 第一章 ココロ 生きることを前向きにする9の言葉 長生きをすれば、良いことがある 「老感」を持つから「老人」になる 九九歳までは助走、一〇〇歳からが本番 健康長寿は誰にでもできる つらいときこそ、それを楽しむ余…

孟子 不安と混迷の時代だからこそ 安岡正篤

2005年4月18日第1版第1刷 帯封「己を磨き 心を高める智恵 理念に徹して生きる哲学」 裏表紙「王道政治・民意尊重を理念として掲げ、国と人のあるべき姿を追究した『孟子』―混沌とした時代を志高く生き抜くために、我々は今こそ『孟子の精神』にその指針を求…

中国古典の言行録 宮城谷昌光

1992年6月19日第1刷 1996年3月19日第2刷 目次 1 自己啓発―自分を生かすための古典 2 日常の心得―日常生活に生きる古典 3 人間関係―人脈を生かすための古典 4 指導者への帝王学―リーダーのための古典 5 経営戦略―成功への戦略に生かす古典 全部を挙げる…

私の履歴書 藍澤彌八(東証理事長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①先祖は鎌倉時代の武士 ②人生の針路を変えた突風 ③教科書事件の跡始末で苦闘 ④日本精糖株で初もうけ ⑤友を助け損ねて無一文 ⑥独立第一歩―港屋商店発足 ⑦港屋商店建直しに成功 ⑧原敬総理に借金申し入れ ⑨大震災…

宮城谷昌光対談集 縦横無尽の人間力 平岩外四、丹羽宇一郎、南場智子、江夏豊、平勢隆郎、井波律子、縄田一男、吉川晃司、原田維夫、津崎史、秋山駿×宮城谷昌光

2022年4月25日初版発行 帯封「組織論からビジネスの極意、人の能力や生き方の美しさまで中国歴史小説の第一人者が歴史から『何をどう学ぶか』を語りあう」『人としてどのように生きるか、人の心をどう動かすか』」 目次 一 歴史に学ぶ 平岩外四 リーダーの決…

私の履歴書 井上貞治郎(聯合紙器社長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①「よし偉いもんになったるぞ」 ②波瀾の第一歩奉公先第一号 ③無一文で横浜へ ④職業遍歴―三日と続かず ⑤キレ者安治川の“栄吉” ⑥浮世ざんげ ⑦心痛むお雪の思いで ⑧あてもなく踏む異郷の土 ⑨「美文之資料」で就職…

侠骨記 宮城谷昌光

1991年2月21日第1刷発行 侠骨記 曹劌(そうかい)は春秋時代の初期の人である。魯は文化国家としては第一級だが、軍事は二流だった。斉との確執を抱え、斉が最大の敵となった。曹劌は、臧孫達を訪ね、積年画きためた戦役図譜を差し出した。魯の邑の長勺(ち…

私の履歴書 大川博(東映社長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①わんぱく時代 ②村の斜陽族 ③東京初上り ④岩倉鉄道学校 ⑤夢実る鉄道マン ⑥東京鉄道局 ⑦監督局勤務 ⑧琴平と西武 ⑨経理統制令 ⑩東急に入る ⑪海外事業 ⑫行政査察使随員 ⑬東急四分割 ⑭レッド・パージ ⑮パ・リーグ…

孟嘗君と戦国時代 宮城谷昌光

2009年5月25日発行 表紙裏「古代中国の大国・斉に生まれた孟嘗君は、秦から脱出するさい食客たちによって助けられた『鶏鳴狗盗』の故事で名高い。多様な力が国と人とを動かす混乱の戦国時代にあって、かれは諸国を縦横無尽に歩き、貴賤と交わり、知恵と誠実…

夏の花 原民喜

1991年4月10日発行 正三が本家に戻って来た。長兄順一は高須へ出かけた。次兄清二は本をパラパラめくっていた。順一が戻ってきた。清二は工場疎開が命じられた。正三は休みの日、妻の墓参りに出掛けた。警報は殆ど連夜出た。私は、花をもって妻の墓参りに向…

私の履歴書 安川第五郎(日本原子力発電社長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①三年目にやっと中学入学 ②一校、帝大時代 ③小平浪平氏に見込まれる ④いきなり検査係主任 ⑤ウ社に見習生で入る ⑥一介の電機職工として ⑦ウ社四十日間のスト ⑧父と兄弟で安川電機設立 ⑨炭坑機械に努力 ⑩不景気…

公乱記 下巻 宮城谷昌光

2004年3月20日発行 もっとも、この故事から「馬鹿」という熟語が生まれたというのは俗説である。もとはおろかさをいう梵語で、その音に馬鹿という字をあてた。とはいえ、胡亥ほど馬鹿な皇帝も珍しい。蘭が皇帝の下で弓を教える立場を得た。皇帝を殺すチャン…

ゲルニカ ナチ爆撃のスペインの町 早乙女勝元編

1997年4月24日初版 表紙裏「ゲルニカは、スペイン北部バスク地方の小さな町です。スペイン戦争さなかの1937年4月26日、フランコ反乱軍を支援するドイツ空軍の猛爆撃によって破壊され、市民多数が死亡しました。その爆撃の報道に衝撃を受けて描いたピカソの代…

私の履歴書 平塚常次郎(日魯漁業社長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①勝気・きかん坊・がむしゃら ②東京へ養子 ③唐物屋の小僧 ④奉天大会戦に参加 ⑤ブロンゲ岬の堤氏との邂逅 ⑥“さけかん”誕生 ⑦好敵手露人デンビー ⑧禍転じて三社合同へ ⑨島徳事件-杉山茂丸登場 ⑩堤清六の思い出 …

公乱記 中巻 宮城谷昌光

2004年3月20日発行 咸陽まであと数日というところまで周文の軍が迫った。二世皇帝は叛乱のことを知らなかった。無名の章邯は驪山で強制労働に従っている70万余を兵に作り変えてしまおうと言った。秦兵は周文の軍を追い払った。田横は博陽に入り田吸家と陶阪…

私の履歴書 平塚常次郎(日魯漁業社長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①勝気・きかん坊・がむしゃら ②東京へ養子 ③唐物屋の小僧 ④奉天大会戦に参加 ⑤ブロンゲ岬の堤氏との邂逅 ⑥“さけかん”誕生 ⑦好敵手露人デンビー ⑧禍転じて三社合同へ ⑨島徳事件-杉山茂丸登場 ⑩堤清六の思い出 …

公乱記 上巻 宮城谷昌光

2004年1月30日発行 狄県の田氏一族の棟梁は田儋(たん)。甥の田横、田栄と合わせて、田氏の三兄弟と呼ばれていた。狄の田氏の祖は斉の湣(びん)王。楽毅が上将軍となり連合軍を率いて攻めた斉の王だった。斉を滅ぼした秦王は皇帝を自身を称し全土を一人の…

私の履歴書 石田退三(トヨタ自動車工業社長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①衆望にない中学へ ②見合もせずに養子に ③大八車を引いて呉服の卸 ④服部商店に入社 ⑤無経験の身で上海行の社命 ⑥服部商店主の急死 ⑦豊田佐吉翁の横顔 ⑧豊田紡績へ入社 ⑨素人だけで機銃作り ⑩31日間のスト。譲…

公孫龍 巻三 白龍篇 宮城谷昌光

2023年8月20日発行 帯封「楽毅による史上空前の大戦略。影の立役者はこの青年だった。大国への雪辱を期す小国・燕の臥薪嘗胆策。公孫龍の高潔さと才気が、不可能を可能にする。乾坤一擲の大勝負が始まる。歴史小説の第一人者による、波頭煌く第三部。」「中…

私の履歴書 大屋晋三(帝人社長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①ぶどう酒の産湯使って ②恋文を父に見つかる ③片田舎で青雲の志燃やす ④歯科医の書生になる ⑤叔父の蔵書をむさぼり読む ⑥貧乏のどん底 ⑦代用教員時代 ⑧内気な恋のハンター ⑨上京―一ツ橋目指して ⑩年上の情勢と…

公孫龍 巻二 赤龍篇 宮城谷昌光

2022年4月20日発行 帯封「戦乱の世に現れた謎の英傑、その活躍が歴史を創る。中国・春秋戦国時代。王子の身分を捨てた公孫龍の機知は諸将にも知られるようになる。その中にあの楽毅もいた-。歴史小説の第一人者による、血潮燃ゆる第二部。」「周王朝末期、…

公孫龍 巻二 赤龍篇 宮城谷昌光

2022年4月20日発行 帯封「戦乱の世に現れた謎の英傑、その活躍が歴史を創る。中国・春秋戦国時代。王子の身分を捨てた公孫龍の機知は諸将にも知られるようになる。その中にあの楽毅もいた-。歴史小説の第一人者による、血潮燃ゆる第二部。」「周王朝末期、…

公孫龍 巻二 赤龍篇 宮城谷昌光

2022年4月20日発行 帯封「戦乱の世に現れた謎の英傑、その活躍が歴史を創る。中国・春秋戦国時代。王子の身分を捨てた公孫龍の機知は諸将にも知られるようになる。その中にあの楽毅もいた-。歴史小説の第一人者による、血潮燃ゆる第二部。」「周王朝末期、…

公孫龍 巻二 赤龍篇 宮城谷昌光

2022年4月20日発行 帯封「戦乱の世に現れた謎の英傑、その活躍が歴史を創る。中国・春秋戦国時代。王子の身分を捨てた公孫龍の機知は諸将にも知られるようになる。その中にあの楽毅もいた-。歴史小説の第一人者による、血潮燃ゆる第二部。」「周王朝末期、…

私の履歴書 伊東次郎左衛門(松坂屋社長) 日本経済新聞社 経済人3

昭和55年7月2日1版1刷 昭和57年5月17日1版8刷 ①父のしつけは自由主義 ②日比野マラソン王に鍛られる ③線路上に起立して電車を止める ④女店員を初めて使う ⑤慶応普通部編入 ⑥三年続けての大患 ⑦パリの酒場で「君が代」きく ⑧十六代目襲名 ⑨名古屋、静岡、銀座…

公孫龍 巻一 青龍篇 宮城谷昌光

2021年1月15日発行 帯封「『これぞ、歴史小説におけるキング・オブ・ザ・キングダムだ』吉川晃司氏推薦! 中国・春秋戦国時代。王子の身分を捨て姿を消した青年は、『公孫龍』を名乗り再び激動の時代に現れた。歴史小説の第一人者が描く、新たな大河物語。最…

ガマに刻まれた沖縄戦 上羽修

1999年2月23日初版 目次 1 美ら海、美ら島で 2 米軍上陸と住民の「集団自決」 3 学徒看護隊と「自決」を強いられた傷病兵 4 いろいろな兵士 5 戦場となった村、逃げまどう住民 6 八重山列島の戦争マラリア 私の沖縄再発見―あとがきにかえて ・95年10…

私の履歴書 河田重(日本鋼管社長) 日本経済新聞社 経済人2

昭和55年6月5日1版1刷 昭和58年10月30日1版11刷 ①“重”の縁起 ②スパルタ式の小学校 ③小倉服の着方しらぬ中学生 ④「時習寮」でしつけらる ⑤父に内証で四校の法科へ ⑥新聞小説が発端で校長排斥スト ⑦ビリに収まる卒業名簿 ⑧ヒゲが自慢のバンカラ青春 ⑨東大は出…

諸葛亮《下》 宮城谷昌光

2023年10月18日第1刷 帯封「その信義は宇宙をもふるわせ、誠実さは天地をも感動させる 三顧の礼で迎えられ『天下三分の計』を献策、漢室復興のため帝と国に忠を尽くした名宰相。ただ賢と徳だけが人を服させる―伝説化された“天才軍師”の実像に迫る」「かれの…

諸葛亮《上》 宮城谷昌光

2023年10月18日第1刷 帯封「この者は時機がくれば、雲を招き、天に昇る龍となる 彼の澄み切った忠誠心はいかに育まれたのか。知られざる生い立ち、晴耕雨読の青年期…宮城谷版『三国志』完結から十年、ついに待望の作品が紡がれた」「ずいぶん『三国志』につ…